NordVPNレビュー 2023年版（63%割引）

NordVPNは確かに格安ですが、ExpressVPNなどの高額なライバルに対抗できるのでしょうか？
料金が安い製品は、セキュリティ面が気にかかります。ここは節約すべき部分ではないと言えます。
基準を満たさない格安VPNは欠陥のある技術を使っていることがありますが、NordVPNは、VPN業界では上位に入っています。NordVPNが本当に低料金と高品質のVPNを両立しているのか調べました。
格安VPNプロバイダーの最大の問題点とは何でしょうか。DNSやIP漏えいは、多くのVPNサービスで厄介な部分です（NordVPNで実施した漏えいテストの結果をこのレビューで後述します）。

「料金が安い」VPNは、しばしば遅く、Netflxなどの人気のストリーミングサービスでは使えたものではありません。

関連記事:NordVPNでNetflixは視聴できるのか

VPNに妥協する危険性について語ることもできますが、もうおわかりでしょう。良質なVPNサービスを運営するにはお金がかかるため、NordVPNのような廉価のVPNとなると懐疑的になります。アプリのストアには、速度やプライバシーを喧伝する格安あるいは無料のVPNがいくつも並んでいますが、そのほとんどは実態が伴っていません。どのようなVPNであれ、サイバーセキュリティは運任せにはできず、基準以下の品質で満足すべきではありません。

そんな中、多数のレビューサイトで高いスコアを獲得しているのがNordVPNです。業界一ではないとしても、屈指のVPNへと成長しています。Webサイトやポッドキャスト、YouTubeチャンネルなどで広告を見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

NordVPNのような上手い話があり得るのか、確かめてみました。

2022年版のNordVPNのレビューにて、デスクトップとモバイルで全機能を試し、次の内容を確認しました。

• NordVPNはWebサイトのブロックを解除できるか（Netflix、Amazonプライム、BBCなど）
• NordVPNは、動画をストリーミングするのに十分な速度か
• NordVPNのセキュリティはしっかりしているか、また、どのようなユーザー情報を記録しているのか
• NordVPNネットワーク上でトレントはできるのか
• NordVPNは厳しいテストに耐えられるか
• より高額なExpressVPNのような競合と比べてNordVPNはどうなのか

その他気になること諸々です。NordVPNに対して、厳しいパフォーマンステストから日常使いまで行い、競合と比較しました。

NordVPNの評価を概要にしましたが、テストプロセスで発見したすべての内容を確かめるには、レビュー全文をご覧ください。

NordVPNはおすすめできるか

プライバシーと速度の両方を重視する方、料金があまり高くないものを求めている方、さらにNetflixのようなウェブサイトやアプリのブロックを解除できるものを探している方に、NordVPNはおすすめです。NordVPNは中国でも使用でき、初心者でもすぐに始められます。ダブルVPNやP2P、専用IPアドレスなど、独自のサービスがNordVPNのアプリに揃っています。

NordVPNは、60ヶ国に5,100台のサーバーを運用しており、執筆時点からもさらに増えている可能性があります。さらに軍用レベルの256ビットAES暗号化を採用しています。アプリでは、NordLynxプロトコルをデフォルトで使用しています。トレントが可能で、個人を特定できるログは保存していません。

NordVPNの主要データ

* 平均速度は複数のグローバルローケーションで1日に複数回のスピードテストを実施した結果から算出しています。

NordVPNのメリットとデメリット

NordVPNで気に入った点と良くなかった点をまとめてご紹介します。それぞれのポイントに関する詳細は後述します。

速度：NordVPNは高速か

2020年にNordVPNは、NordLynxという独自のVPNプロトコルをローンチしたことで、速度を大幅に伸ばしました。このセキュアなプロトコルはWireguardの拡張機能であり、OpenVPNやIKEv2などのプロトコルより新しく、かつ効率的です。Wireguard導入前のテスト結果と比べて、2倍の速度を記録しました。

その結果、NordVPNは、CyberGhostとIPVanishに次ぐ最速級にランクインしています。これは4K解像度でストリーミングをしたり、HD動画をライブストリーミングしたり、ハイクオリティな画像で会議をしたりするのに十分な速さで、セキュリティを犠牲にすることもありません。

北米、欧州、アジアのNordVPNサーバーで1日に複数回のスピードテストを実施しました。テストした全時間帯とロケーションにおいて、NordVPNの平均ダウンロード速度は369Mbpsでした。

地域ごとの結果です。

• 北米: 460Mbps
• 欧州: 349Mbps
• アジア: 299Mbps

利用者としては、100Mbps以上の高速接続を利用していない限り気づかない程度です。高解像度でのオンデマンド動画のストリーミングや、バッファリングのない高品質のライブストリーミングに必要な帯域幅がありました。自分の現在地またはゲームサーバーに近いVPNサーバーを選ぶことで、『Brawlhalla』や『ロケットリーグ』といったペースの速いオンラインゲームもプレイ可能でした。

ただし、遅かったり接続できなかったりするサーバーも稀にありました。NordVPNのアプリは、最適なサーバーを自動で選択するのは得意ではないようでしたが、サーバーのリストから運良く自分で選び出すことができました。米国や英国など、国内複数のロケーションでサーバーを運用している国では、特定の都市を選択するオプションを提供しています。近くにあるサーバーを選ぶと全体的に速度が上がります。

これらのテストはパフォーマンスの目安であり、確実に正確なものではないことにご注意ください。インターネット特有の変動性により誤差が発生します。高速接続を利用しているほど速度の不一致を感じる可能性があります。

NordLynxは他のプロトコルより2倍速い

NordLynxはNordVPNアプリの新しいデフォルトVPNプロトコルですが、iOSやMacOSデバイスではOpenVPNとIKEv2も選択できます。どれも良質・安全なオプションですが、NordLynxは当社のテストで2倍近い速度を記録しています。

NordLynxは、Wireguardの拡張機能で、IKEv2やOpenVPNなどの競合よりも効率的でシンプル、かつ監査しやすいと主張している最新のVPNプロトコルです。ただし、Wireguardは、各利用者に固定IPアドレスを割り当て、VPNサーバーでユーザーデータを保管することになります。

NordVPNは真剣にゼロログポリシーに取り組んでいるので、サーバー上に個人を特定できるユーザー情報を保存することなく安全なVPN接続を構築するために独自の「ダブルNAT」システムを開発しました。NordVPNが新しい改良プロトコル「NordLynx」を生み出したのです。

NordVPNの説明より

“ダブルNATシステムでは、各ユーザーに2種のローカルネットワークインターフェイスを作成します。最初のインターフェイスは、サーバーに接続するすべてのユーザーに同じローカルIPアドレスを割り当てます。安全なVPNトンネルが構築されると、ダイナミックNATシステムを採用した第2のネットワークインターフェイスが入ります。ダイナミックローカルIPアドレスは、セッションがアクティブな間にのみ割り当てられ、サーバーには個人を特定できる情報が保管されることはありません。”

アプリ: NordVPNが使える対応デバイスは?

NordVPNの1つのアカウントには、同時に6台までのデバイスが接続できるため、家族やルームメイトとの共有をお考えなら最適な選択肢です。Windows、MacOS、iOS、Android、Linux、Amazon Fire TVに対応するアプリが用意されています。

ブラウザーのChromeとFirefoxには、暗号化プロキシの拡張機能が提供されています。デバイス全体からではなく、ブラウザーからのWebトラフィックの暗号化やリルートだけを行うVPN風のツールとお考えください。

以前はクロスプラットフォーム機能に不満がありましたが、NordVPNはそれを解決しました。例えば、以前はデスクトップ版ではスプリットトンネルが使えませんでした。ただ、Androidでは依然としてマルチホップサーバーに接続できないことは少し残念です。

アプリには、完全にスイッチオフにするのではなく、VPN接続を「一時停止」できる新機能があります。一時停止を解除すると、VPNはすぐに再接続します。VPNのスイッチを完全に切ると、自動接続の機能が無効になり、危険に晒される可能性がある一方、「一時停止」機能なら、自動接続をリセットせずVPNを切断できます。

NetflixやKodiのストリーミング

NordVPNではNetflixは視聴できるでしょうか。

はい、この部分ではほとんどのVPNよりも優れています。

カナダからNordVPNを使って簡単にNetflix USにアクセスできるのか、検証動画を制作しました。

NordVPNでは、NetflixやBBC iPlayer、ABC iView、Huluなどのストリーミングサイトが閲覧できます。対応するストリーミングサイトを訪問するときに内蔵のSmart DNSサービスをアクティブ化する、商標登録された「SmartPlay」機能により、これを可能にしています。簡単な試験で、NordVPNはNetflixに確かに繋がることが分かりました。こちらでは、当社テストで確認したNetflixが視聴可能なVPNをまとめています。NordVPNとNetflixの詳細もご覧になれます。

他の国のNetflixライブラリを閲覧したところ、NordVPNではオーストラリア、カナダ、日本、オランダ、英国、米国のNetflixに安全にアクセスできました。どのサーバーでも接続できますが、これらの国以外ではアメリカ版にリダイレクトします。

同じ国内でも、動画のストリーミングのブロックを解除できないサーバーもあります。残念ながら、NordVPNでは、アプリでどのサーバーが何のブロックを解除できるかは明示していません。いくつかのストリーミングサービスについては、NordVPNのナレッジベースをWeb上でチェックして使えるサーバーを調べなければなりませんでした。幸い、これは些細な回り道にすぎず、お気に入りのサーバーを登録すれば、以降はすぐに見つけられるようになります。

NordVPNは、ほとんどのプロバイダーよりもストリーミングサービスのブロックを解除をしてきた実績が長いので、このまま使い続けられるだろうという希望が持てます。

アプリは、テストしたKodiアドオンの全てで動作しました。LinuxとAmazon Fire TV Stick用のNordVPNアプリは、これらのデバイスでストリーミングするKodiユーザーにとっては特に使いやすいです。

NordVPNでトレントはできるか

できます。

NordVPNでは、BitTorrentなどのプロトコルを介して、無制限にP2Pファイル共有ができます。トレントに特化して設計されたサーバーもありますが、それを使うかどうかはご自身で判断してください。

Windows、macOS、iOSのアプリはキルスイッチを備えています。有効にすると、インターネットプロバイダーのネットワーク上で非暗号化データの漏えいを防ぐために、デバイスのインターネットを遮断します。

デスクトップでは、キルスイッチで保護するアプリと保護しないアプリを指定できます。例えば、予期しない切断からBitTorrentクライアントは保護し、Webブラウザーは保護しないといった使い方ができます。執筆時点では、NordVPNのAndroidアプリにはキルスイッチがありませんが、Androidのセキュリティ設定を利用してこの機能を再現する方法が説明されています。

セキュリティとログ記録

暗号化のスペックです。

•   256ビットAESチャンネル暗号化
•   SHA384認証
•   3072ビットDHE-RSA鍵交換
•   前方秘匿性（PFS）

ピンと来なくても大丈夫です。NordVPNの暗号化は、ミリタリーグレードの基準に適合しているうえに、平均的な利用者の求めるセキュリティを上回っています。

NordVPNは以前ゼロログのサービスであることを標榜していましたが、プライバシーポリシーを更新し、次のような限定的なユーザー情報を収集しています。

• デバイスの識別子：おそらくNordVPNのデータ収集の中で最も気がかりな部分で、マーケティングや分析目的でモバイルデバイスの識別子を記録します。これはデバイスのOSから設定でき、デバイスの設定でリセットできます。
• 前回のユーザー名とタイムスタンプ：同時接続での利用を制限するのに使用され、セッション終了から15分以内に消去されます。
• 過去30日間にNordVPNを利用したかどうか。
• アプリ機能や通知の利用状況など、アプリ内のテレメトリデータ。ユーザーはこれをオプトアウトでき、拒否することをおすすめします。
• デバイスのモデル、OSなど、個人を特定しないデバイス情報。

NordVPNはログ記録のポリシーに対して、第三者による監査を2度実施しています。PWC SwitzerlandがNordVPNのログ記録に関する宣言を立証しました。

利用者側としては、NordVPNがユーザーログを一切記録しないことを望みます。デバイス識別子は、特定のユーザーと結び付いているため、特に懸念がある部分です。タイムスタンプは、ユーザーを特定するための別のサービスのログとアクティビティを関連付けるのに使用されます。ただし、ユーザーのブラウズなどのオンラインアクティビティ、IPアドレス、個人を特定できる情報はVPNの使用中には記録しません。

2021年に、NordVPNはRAMのみのディスクレスサーバーへの移行を完了しました。VPNサーバーアプリケーション、サーバー全体のオペレーションシステムは、一時メモリ（RAM）にのみ存在することになります。つまり、サーバーには、どんなデータも永久的には保存されないということです。サーバーが当局に押収されたり、ハッカーに攻撃されたりしたとしても、そこには何も残っていないのです。RAMしか使用しないサーバーは、元々ExpressVPNが採用し、主要なプロバイダーも追従する新しいトレンドです。

このアプリは、接続中にDNSやWebRTC、IPトラフィックなどの漏えいを発生させません。前回のレビュー時ではWebRTCからIPv6アドレスを流出させていましたが、改善されています。

接続が落ちる場面に関しては、NordVPNでは非常に稀であり、対策もしっかりしています。VPN接続が落ちた場合、完全にインターネットを切断する、オールオアナッシングのキルスイッチと、保護するプログラムを選べる特定アプリ対象のキルスイッチのどちらかを選択できます。

NordVPNアプリには最近CyberSecが追加され、有効にすると広告やマルウェア、フィッシングの脅威をブロックできます。詳しい方なら、既にそういった機能をブラウザーに搭載し、アンチウィルスソフトをインストールしているでしょうが、セキュリティには念には念を入れて困るものではありません。

2022年、NordVPNはWindowsおよびmacOSアプリに脅威保護を導入しました。CyberSecと同様に、この機能を有効にすると、広告とトラッカーをブロックし、悪意のあるWebサイトにアクセスするのを防ぐことができます。ただし、CyberSecとは違う便利な機能「マルウェアスキャン」を追加しています。有効にすると、実行可能ファイルをダウンロードするたびに、そのファイルが最初にNordのクラウドサーバーにアップロードされ、そこでマルウェアがスキャンされてからデバイスにダウンロードされます。

NordVPNは最近、自動Wi-Fi保護も追加しました。これを有効にすると、アプリは新しいWi-Fiネットワークに接続するたびに初めから自動でVPNに接続します。セキュリティの有無を問わず、どちらのWi-Fiネットワーク上でもNordVPNに自動接続するよう設定できます。モバイルでは、携帯回線、Wi-Fiネットワーク、またはその両方で自動接続を有効にするかどうかを選択可能です。

NordVPNは、コロケーションサーバー構築の初期段階です。多くのVPNは、世界中のデータセンターからサーバーを借り受けています。NordVPNは、自社が完全に所有し、維持管理するサーバーを設置している段階にあるとしていますが、今でもサードパーティ所有のデータセンターに所在しています。これにより、データセンターが電源、インターネット接続、物理的なセキュリティを提供している間に、NordVPNでは個々のサーバーの構成やセキュリティをさらに制御できます。コロケーションサーバーへの移行はフィンランドからスタートし、NordVPNは今後もネットワークの整備を進めていこうとしています。

匿名性をさらに拡充させたい場合、NordVPN独自のサーバー、Onion Over VPNを利用できます。このサーバーでは、データを匿名閲覧やダークWebサイトへのアクセスを可能にするThe Onion Network（Tor）を介してデータをルートします。Webブラウザーだけでなく、アプリやサービスのすべてをカバーすることを除いて、TorブラウザーでVPNを利用することに似ています。

2019年、NordVPNは、HackerOneで公開バグバウンティプログラムを実施した最初のVPNプロバイダーになりました。このプログラムでは、NordVPNのコードやアプリのセキュリティ上の脆弱性を調べるために、報酬付きでハッカーを招待しました。

NordVPNは中国でも使えるか

使えます。

NordVPNは、2017年6月末に中国の検閲を受けているウェブサイトやコンテンツのブロックを解除したと発表しました。中国本土のほとんどのユーザーが、標準的な方法でサーバーに接続するだけでグレートファイアウォールを回避できます。

もし失敗したら、NordVPNはアプリの設定メニューを開き、詳細設定から、難読化サーバーをオンにするようユーザーに案内しています。最初にプロトコルをOpenVPN TCPに切り替える必要があることに注意してください。これは暗号化したインターネットトラフィックを非暗号化であるかのように見せ、中国のディープパケットインスペクション（DPI）システムによりVPN接続が特定されることを防ぎます。レイテンシが若干増える可能性がありますが、ほとんどのユーザーは全体的な速度の変化に気づかないでしょう。

難読化サーバーの機能については、現在Windows、Android、MacOS版のアプリでのみ利用可能です。NordVPNを中国で使う方法についてはこちらをご覧ください。

NordVPNは2019年に「イマージェンシーVPN」サービスを立ち上げ、厳格なウェブ検閲やインターネット規制下にある人々にNordVPNのアカウントを無料で付与しました。

NordVPNのカスタマーサービスは?

NordVPNは24時間体制のライブチャットとお問い合わせフォームによるサポートを提供しています。

当サイトで試したときには、2分以内にライブチャットの担当者に繋がりました。担当者は製品知識が豊富で、外注している企業のようにテンプレートの回答が来ることはありませんでした。

Webサイトのサポートページには、ストリーミングサイトのブロックを解除したいときに使うサーバーなど、検索できるヘルプやチュートリアル記事が揃っています。Webサイトもアプリも広告がなく、テスト実施中に迷惑なメールが届くこともありませんでした。

NordVPNのバックグラウンド

NordVPNは、データ保持法がなく、14アイズ情報共有同盟の管轄外にあるパナマで設立されました。事務所はリトアニアとキプロスにあります。

2012年に設立され、NordVPNのWebサイトによると世界中に1,400万人以上のユーザーを持つ企業に成長しました。

2018年3月から2019年10月まで、NordVPNはフィンランドのサーバーから秘密鍵が盗まれたことによるデータ侵害被害を受けました。攻撃者は勝手にNordVPNサーバーを作成し、ユーザーをそこに接続するよう誘導し、中間者攻撃を試みたのです。鍵が盗まれたフィンランドのサーバーにはユーザー情報が保存されておらず、NordVPNの他のサーバーは被害を受けずに済みました。

2019年、NordVPNは、主要なVPNプロバイダーが平等な品質基準を定め、VPNのセキュリティ効果について周知する業界団体VPN Trust Initiativeの設立メンバーとなりました。

NordVPNの料金

予算に限りがあっても大丈夫です。

NordVPNの2年プランの料金は、1ヶ月あたり$3.49、1年プランでは$4.99、そして1ヶ月プランは$11.99です。

NordVPNは、複数年のプランを利用するほどお得です。家族や友人と分割すると少額です。この料金なら、これほどオールラウンドなVPNを他に見つるのは困難でしょう。

全てのプランに30日間の返金保証があることにも注目です。これなら、満足できなければキャンセルすればいいので、リスクフリーでこのサービスが試せます。

最後に、職場全体を保護しようとする企業向けに、NordVPN Teamsというカスタマイズ製品があります。Teamsでは、従業員が会社ネットワークに遠隔で接続でき、全ての接続を1つのダッシュボードで管理します。Teamsの料金は個別に交渉されるため、営業に連絡して見積り依頼をする必要があります。

NordVPNは購入すべきか

NordVPNを数週間使用したところで、皆さんにおすすめできるかと聞かれたら……

自信を持っておすすめできます。

NordVPNは、低料金でありながら、質の高いサービスを提供し、確かな評判を獲得しています。海外から地域制限のかかったコンテンツのブロックを解除したり、中国のような国の検閲を回避したり、トレントをインターネットプロバイダーから隠したりしたい方に強くおすすめします。VPNが初めてでも、既に長年使っていても、アプリは簡単に使いこなせます。

デスクトップ版のアプリは少し遅く、Androidアプリにはキルスイッチが欲しいところですが、全体としては些細な不満です。NordVPNにはログの保持量を減らしてもらいたい気持ちはありますが、どれも直接ユーザーを特定するものではありません。

NordVPNのクーポン

その他のVPNサービス

NordVPNは素晴らしいですが、他にも魅力的な候補があります。

ExpressVPNは割高ですが、それに見合う価値があります。ストリーミングサイトのブロック解除、速度、セキュリティ面はNordVPNと互角で、ルーターサポートは優れ、通常VPNはサポートしていないデバイスからのストリーミング動画のブロックを解除する別個のスマートDNSプロキシサービスを提供しています。アプリもスプリットトンネルをサポートしています。

ExpressVPNより廉価な製品をお探しなら、CyberGhostをご検討ください。当サイトがテストした中では最速のVPNで、料金はNordVPNと同程度で、セキュリティもこれに匹敵します。ただし、中国ではあまり使えず、ブロック解除できるストリーミングサイトの数では劣ります。

NordVPNと人気上位のExpressVPNおよびPrivate Internet Access（PIA）を比較して表にまとめました。

NordVPNのテスト方法

Comparitechは、全てのVPNに徹底したテストを行っています。VPNテスト方法には、以下が含まれます。

• VPNのスピードテスト
• 情報漏えいのテスト
• 主要なストリーミングサービスへの対応
• 中国など多くのVPNをブロックする地域に対するVPN使用テスト
• その他、完全なVPNテスト方法はこちらをご覧ください